日々、散文。好きなもの三昧。ナルトとか野球(巨/人・ワク)とかサッカー(俊/輔)とか(本誌ネタバレあり。ご注意ください)
Posted by りい。 - 2008.03.23,Sun
これもサイトに置いてある同タイトルのものの、ここに辿り着けたらいいなぁと書いたもの。こなん、です。このタイトル好きなんです。サイトには置いてないですが、おーふりでも使ってました(笑)そっちもまだ書ききってないという、疑惑のタイトル…orz
「泣くなよ」
「なぁ、俺って無様だろ?」
強気のように発せられた言葉だったが、それは明らかに負け、を認めた言葉だった。
まさかこんなになるなんて、自分ですら想像してなかった。
全くの別人として、彼に接近してそして壊してやろうと思ってたのに。
予想外もいいとこ、だ。
まさか、自分がこんなになるだ、なんて。
まるで殴りかかるかのように、彼へと体をぶつけた。拳を作って胸元を何度も何度も叩いて、訴えているのか?嘆いているのか?もう、なにがなんだかわからなくなっていた。
こんな自分が居るだ、なんて。
「すげぇ、」
思わず、そんな自分の状態が声になる。
何処にも行き場所を失くした感情の渦が知らずに、声になり行動として現れる。
何度も何度もぶつけていた拳は気付かぬうちに強弩を増し、彼へと向かっていた。思わぬ力だったんだろう。彼が崩れる。従って、俺も崩れ落ちた。
鈍い音。床へと落ちたからだが発した音と共に、聞いたことのないもうひとつの音が重力に逆らうことなく、落ちる。
ああ、情けない。
顔なんか見れない。こんな至近距離でなんて、今の俺には無理だ。出来っこない。でも、わかる。彼が俺を見ている。あの、青い瞳が真実の全てを見抜いてしまう彼の慧眼が俺を見ている。嫌だ。見てほしくない。
そう思っているのに離れられない。逃げることも出来ない。
勢いまかせで触れることの出来た彼の体温が、此処には在る。
ああ、ごめん。困ってるんだよな?でも、俺最初に言ったよな?好きだって言ったよな?あれさ、あの時はさ、嘘だったんだ。俺の予想外の言葉に行動にお前が混乱しちまえばいいと思って、嘘吐いた。嘘だと思ってたんだ。だって、こんなの可笑しい。笑える。笑うしかないだろ?
聞いたことのない、音が聞こえる。
はらり、はらりと落ちる、雫の音。
僅かに出来た距離に落ちる音は彼の頬へと滴り落ちる。
「泣くなよ」
呟くかのような、声に情けなさが極まって、止まらなくなる。
落ちる。落ちる。落ちて彼を濡らす。
「なぁ」
泣くなよ、と彼が同じ言葉を繰り返す。
そこで、やっと彼を見た。
それもありかもしれない、と思ったから、だ。
「無様、だろ?」
自身を嘲る言葉を自ら選んで、声にする。
「格好悪いだろ?情けねぇだろ?みっともないだろ?悲惨だろ?最悪だろ?・・・あんたの所為、だ。あんたが俺の全てを曝け出すから、止まらなくなっちまったんだろ?」
見栄もプライドも、そんなもん知らない。もう、いらない。今、この瞬間は何もかも、お前に奪われちまったから、俺はただただ子供のように、無理な要求をお前にする。それも、あり、だろ?
こんなにさせて。この俺を。
「・・・可哀相だろ?同情するだろ?お前のこと好きになっちまったから俺、こんなになってんの。わかってんの?」
一度、でいい。
「可哀相だと思ってよ。同情してよ。こんな泣きじゃくってぐちゃぐちゃになってんだ。なぁ、俺って可哀相だろ?」
滅茶苦茶、だ。
こんな、俺知らない。いらない。すぐに捨てるから、一度でいいから。
「情け、をかけてよ」
はらり、はらり。
未だ流れ落ちるだけの無上の色に、賭けた。
「キス、してよ」
+--------------------------------------------------------------------+
新快、です。
今、書いているお話しの一部になるだろーとこ。
ここに至りたいんですが、なかなかどーして難しいので、忘れないうちにちょっとだけ(笑)
※コメも当時のものですー。結局忘れちゃったんですね…(どうしようもね…)
「なぁ、俺って無様だろ?」
強気のように発せられた言葉だったが、それは明らかに負け、を認めた言葉だった。
まさかこんなになるなんて、自分ですら想像してなかった。
全くの別人として、彼に接近してそして壊してやろうと思ってたのに。
予想外もいいとこ、だ。
まさか、自分がこんなになるだ、なんて。
まるで殴りかかるかのように、彼へと体をぶつけた。拳を作って胸元を何度も何度も叩いて、訴えているのか?嘆いているのか?もう、なにがなんだかわからなくなっていた。
こんな自分が居るだ、なんて。
「すげぇ、」
思わず、そんな自分の状態が声になる。
何処にも行き場所を失くした感情の渦が知らずに、声になり行動として現れる。
何度も何度もぶつけていた拳は気付かぬうちに強弩を増し、彼へと向かっていた。思わぬ力だったんだろう。彼が崩れる。従って、俺も崩れ落ちた。
鈍い音。床へと落ちたからだが発した音と共に、聞いたことのないもうひとつの音が重力に逆らうことなく、落ちる。
ああ、情けない。
顔なんか見れない。こんな至近距離でなんて、今の俺には無理だ。出来っこない。でも、わかる。彼が俺を見ている。あの、青い瞳が真実の全てを見抜いてしまう彼の慧眼が俺を見ている。嫌だ。見てほしくない。
そう思っているのに離れられない。逃げることも出来ない。
勢いまかせで触れることの出来た彼の体温が、此処には在る。
ああ、ごめん。困ってるんだよな?でも、俺最初に言ったよな?好きだって言ったよな?あれさ、あの時はさ、嘘だったんだ。俺の予想外の言葉に行動にお前が混乱しちまえばいいと思って、嘘吐いた。嘘だと思ってたんだ。だって、こんなの可笑しい。笑える。笑うしかないだろ?
聞いたことのない、音が聞こえる。
はらり、はらりと落ちる、雫の音。
僅かに出来た距離に落ちる音は彼の頬へと滴り落ちる。
「泣くなよ」
呟くかのような、声に情けなさが極まって、止まらなくなる。
落ちる。落ちる。落ちて彼を濡らす。
「なぁ」
泣くなよ、と彼が同じ言葉を繰り返す。
そこで、やっと彼を見た。
それもありかもしれない、と思ったから、だ。
「無様、だろ?」
自身を嘲る言葉を自ら選んで、声にする。
「格好悪いだろ?情けねぇだろ?みっともないだろ?悲惨だろ?最悪だろ?・・・あんたの所為、だ。あんたが俺の全てを曝け出すから、止まらなくなっちまったんだろ?」
見栄もプライドも、そんなもん知らない。もう、いらない。今、この瞬間は何もかも、お前に奪われちまったから、俺はただただ子供のように、無理な要求をお前にする。それも、あり、だろ?
こんなにさせて。この俺を。
「・・・可哀相だろ?同情するだろ?お前のこと好きになっちまったから俺、こんなになってんの。わかってんの?」
一度、でいい。
「可哀相だと思ってよ。同情してよ。こんな泣きじゃくってぐちゃぐちゃになってんだ。なぁ、俺って可哀相だろ?」
滅茶苦茶、だ。
こんな、俺知らない。いらない。すぐに捨てるから、一度でいいから。
「情け、をかけてよ」
はらり、はらり。
未だ流れ落ちるだけの無上の色に、賭けた。
「キス、してよ」
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新快、です。
今、書いているお話しの一部になるだろーとこ。
ここに至りたいんですが、なかなかどーして難しいので、忘れないうちにちょっとだけ(笑)
※コメも当時のものですー。結局忘れちゃったんですね…(どうしようもね…)
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