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日々、散文。好きなもの三昧。ナルトとか野球(巨/人・ワク)とかサッカー(俊/輔)とか(本誌ネタバレあり。ご注意ください)
Posted by - 2024.05.18,Sat
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Posted by りい。 - 2008.11.07,Fri
ちょっとだけ、続編です~。

「今日の検査はこれで終わりです」

「え?」

「午後からは好きにしててください」


って、なんだよと思いながらも今現在の自室となっている病室へと戻った。
無機質な空間には、ベッドだけ。窓からはまだ真昼の陽射しが射し込んでいる。光がない場所を選んで、ベッドの脇に座り込んだ。


「終わりってか」


ここ数日、それなりに色んな検査を受けた。それはどれもこれも、俺の体内を探るものでしかなくその行動からも殺す気はない、のだと考えることが出来る。

「なら、一体どうするつもりなんだ」

はぁ、と大きな息を吐きながら体を倒す。

「目、か」


目、というか血、だ。きっと、そうだ。
それしか、ない。


「いらないだろ、こんな」


災いしか齎(もたら)さないような、血なんて。

一族最後の、血。
多分、イタチは何処かに生存はしているだろうが、木の葉に戻ってくるわけもない。だからこそ、俺の血がほしいってのか?こんなもん欲してどうするつもりなんだろうか。写輪眼。カカシの例もあるからきっと俺が息絶えた後は誰かに渡るんだろう。

「ナルト、に・・」

渡ればいい、なんてこと考えた頭を軽く振った。

「こんなもん欲しがるわけねぇよな、あいつが」

誰しもが狙う、こんなもんなんて。
貴種だってことはわかる。でも、この血を受け継ぐものはきっと。
そこまで考えて、一度目を閉ざした。
目を閉じた先は闇が広がるだけなのに、真昼の太陽がそれを許してくれない。


「俺を、どうするつもりだ?」


通常であれば、日が沈む時刻まで続いていたものがあっさりと終わった。
調べるべきことは、全て調べがついたということだろう。
きっと、この後なんらかの判断が下される。これからの俺の未来を決める命令が下される。



+---------------------------------------------------------
ここまでしか書いてないよーです(汗)しかも今年の3月に。アワワ。それ以後一度も手をつけてないという…(最悪)
最近、アンケにてご投票頂いている(ありがとうございます)ので、ちょっとだけ載せてみました。
つか、この話し書き始めた時点で、兄さんの行く末はまったくわかってなかったので、かなり先走った感で満載です…どうしよう、これ(泣)
このままの設定で続けていってもいいですかね…?あは、は…orz
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Comments
はじめまして
待ちに待ったStya Goldです!
是非是非、続けちゃってください。
Posted by タマ - 2008.11.08,Sat 02:13:35 / Edit
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