日々、散文。好きなもの三昧。ナルトとか野球(巨/人・ワク)とかサッカー(俊/輔)とか(本誌ネタバレあり。ご注意ください)
Posted by りい。 - 2008.09.27,Sat
俺が、サスケの元に通うのには、理由(わけ)がある。
※ 連載しているお話しの本編には書く予定がない、とこです。
ちょっと今後の展開のネタバレになるかもならないかもって感じです。カカシ思考。ちょうど、次場面の直前的なお話しです。
※ 連載しているお話しの本編には書く予定がない、とこです。
ちょっと今後の展開のネタバレになるかもならないかもって感じです。カカシ思考。ちょうど、次場面の直前的なお話しです。
「ひどい雨、だな」
うちはの墓がある地に続く、山道を駆けている途中でいきなり、降り出した、雨。
最初こそはこの程度ならと進む足を止めることはなかったが、その僅か数秒後には、呆気なく大木の元に座り込んだ。
突発の、雨。
確かに空模様は悪かった、と思う。
それでも、平気だろうと思っていた。
俺の雲を読む目はまだまだ、のようだ。
ひどいなんて、もんじゃなかった。
こんな雨に巡り合うなんて、何かを告げてるような気がしてならない。
僅かな嫌な、予感がある。
なにかがあるけど、はっきりしない。漠然としたもの、だ。それが何に繋がるのかすらも曖昧な、もんで。深く思うことがなければ、日々に埋もれて忘れてしまいそうなほど、小さな不安。でも、それは確実に心のどこかにあって。不意に降った、土砂降りの雨が忘れ掛けていたその不安を思い出させ、容赦なく襲ってきた。
「なにか、あるのか?」
いや、あったのか?
これから、起こるのか?
起こってしまっているのか?
今、それを確かめる術はない。
根本になるものすらはっきりしない状況下で、確かめるというのもおかしな話しかもしれないが。
「サスケ、なのか?」
ふと、不安の根源を引き寄せようとして浮かんだ名に、知らずに眉間が寄った。
数日前、違和感を感じた。
その正体が何なのかわからないが、嫌な感じではなくその真逆な感覚があったので今日の今日まで放っておいた。
張った、結界。
時間にして、ほんの数秒あった、違和感。
そして、それと同じ日から姿を消した、やつ。
「まさか、な」
そうであって欲しくない、と思う。
いや、出来れば会わせてやりたいとも思っている。
が、今は駄目、だ。
今は、駄目、なんだ。
俺がサスケの元に行くのには、わけがある。
「いやいや、やめておこう」
先輩は悪いほうに考え過ぎなんですよ、と笑った後輩の顔を思い出して、予想ではないことを突き詰めていくのは、放棄した。
雨は、あがった。
夕陽が世界を染めている。
澄み切った空気に、橙が広がる。
逢魔ヶ刻、の色が増す。
木々からは、雫が滴り落ちる、中。
少し遅くなったな、と俺だけが入り込める空間へと、ただ駆けることだけに集中した。
+-------------------------------------------------------------------------+
出来るだけ、曖昧っぽく書いたんですが…どうかな?(笑)
一応、今の時点で本編にいれる予定のない、カカシ思考でした。
どっかに入るかな?うーん、次の冒頭にしてもいいかな?どかな?(笑)必要ない、かな?
うちはの墓がある地に続く、山道を駆けている途中でいきなり、降り出した、雨。
最初こそはこの程度ならと進む足を止めることはなかったが、その僅か数秒後には、呆気なく大木の元に座り込んだ。
突発の、雨。
確かに空模様は悪かった、と思う。
それでも、平気だろうと思っていた。
俺の雲を読む目はまだまだ、のようだ。
ひどいなんて、もんじゃなかった。
こんな雨に巡り合うなんて、何かを告げてるような気がしてならない。
僅かな嫌な、予感がある。
なにかがあるけど、はっきりしない。漠然としたもの、だ。それが何に繋がるのかすらも曖昧な、もんで。深く思うことがなければ、日々に埋もれて忘れてしまいそうなほど、小さな不安。でも、それは確実に心のどこかにあって。不意に降った、土砂降りの雨が忘れ掛けていたその不安を思い出させ、容赦なく襲ってきた。
「なにか、あるのか?」
いや、あったのか?
これから、起こるのか?
起こってしまっているのか?
今、それを確かめる術はない。
根本になるものすらはっきりしない状況下で、確かめるというのもおかしな話しかもしれないが。
「サスケ、なのか?」
ふと、不安の根源を引き寄せようとして浮かんだ名に、知らずに眉間が寄った。
数日前、違和感を感じた。
その正体が何なのかわからないが、嫌な感じではなくその真逆な感覚があったので今日の今日まで放っておいた。
張った、結界。
時間にして、ほんの数秒あった、違和感。
そして、それと同じ日から姿を消した、やつ。
「まさか、な」
そうであって欲しくない、と思う。
いや、出来れば会わせてやりたいとも思っている。
が、今は駄目、だ。
今は、駄目、なんだ。
俺がサスケの元に行くのには、わけがある。
「いやいや、やめておこう」
先輩は悪いほうに考え過ぎなんですよ、と笑った後輩の顔を思い出して、予想ではないことを突き詰めていくのは、放棄した。
雨は、あがった。
夕陽が世界を染めている。
澄み切った空気に、橙が広がる。
逢魔ヶ刻、の色が増す。
木々からは、雫が滴り落ちる、中。
少し遅くなったな、と俺だけが入り込める空間へと、ただ駆けることだけに集中した。
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出来るだけ、曖昧っぽく書いたんですが…どうかな?(笑)
一応、今の時点で本編にいれる予定のない、カカシ思考でした。
どっかに入るかな?うーん、次の冒頭にしてもいいかな?どかな?(笑)必要ない、かな?
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